何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

今度こそ米太平山に登ってきた




GR III。PhotoShop Elementsで縮小


 というわけで先日の微妙にくもってた休日、こんな日は高い山に登ってもそんな眺めはないだろうなと、米太平山に登ってきました。
 米太平山は鮭川村の米地区、戸沢村との境界にある低山です。以前登りに行ったことがありましたが、そのときは途中で道を誤り、登頂を果たせず終わっています。以来、雪辱の機会を狙いつつもなかなか登りに行かず、いつの間にやら時間ばかりが経っていたのでありました。あれから6年も経ってたのかよ!(汗)
 というわけで今こそ宿願を果たそうと、再び足を運ぶことにしたのでした。標高206mの低山とはいえ、登ったことがないという点ではK2と同じです(おい)。








 前回同様、米湿原の駐車場に車を置き、登山開始。大堤に下り、そこから送電線の標識に従って急登をひたすら登っていきます。急登の終わりは絶景ポイント。鳥海山こそ見えませんでしたが、鮭川流域の集落や与蔵峠は見えました。





 問題はここから。絶景ポイントを出るとすぐ、巡検路と登山道の分岐が現れます。前回は藪に躊躇して、巡検路の方に進んでしまったのが失敗でした(汗)。今度は迷うことなく山頂への道を選択。今回は刈り払いがされたようで藪もなく、はっきりとした道が現れていました。






 道は細かい起伏を繰り返します。低山でも細く急峻なので、油断はできません。あたりは林がちですっきりとした展望は得られませんが、木々の切れたところからちらちらと、鮭川村の田園地帯の風景が望めます。絶景ポイントの先の登山道は鮭川と戸沢村の境界に沿って伸びているようで、途中「戸沢村」の標柱もありました。
 かくして今度こそ標高206mの山頂に到達。6年越しの雪辱を果たしました。

米太平山山頂。厳密には種活沢山と呼ばれる山のピークです。

 山頂からさらに進むと、程なく見覚えのある林道に出ます。あとは一度歩いた道なので気が楽です。かくして迷うこともなく、無事駐車場に帰還したのでありました。
 今回は前回の反省から、ルートを頭に入れてから臨みました。その甲斐あって1時間ほどで1周してくることができました。やはり下調べは大切です。低山こそ侮れません。

駐車場近くの展望台にも寄ってきました。川口方面がよく見えます

 時間があれば米湿原も見てきたかったところですが、この後に用事が控えていたので今回の行程はここまで。かねてよりこのへんには何度か出入りしているはずなのですが、実はいまだに湿原を見たことがありません(おい)。あれから時が経ち、湿原にはまた入れるようになっています。次こそ見に行かないとなぁ(おい)。
 いちおうコースタイム。


9:58/駐車場-10:01/大堤-10:02/最上幹線標識-10:14-20/絶景ポイント-10:23/戸沢村標柱-10:28-30/山頂-10:33 林道合流地点-10:41/車道合流地点-10:47/展望台-10:55/駐車場

用事。トトマビさんで旬の名産アスパラガス食べてきた。