何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

雨合羽大散財

荒井が手出ししないはずのパタゴニアのやつ(おい)

 ここのところ期せずして山装備の更新が相次いでます。最初は山用のズボンがすり切れ、替えが必要になり、1本新調しました。直後、1足、登山靴の底が剥がれかけていることが発覚。すでに1回張り替えてる奴なのでそろそろ引退させる頃合いだろうと、また新しいのを1足あがなう羽目になりました。
 そして今度。先日栗駒山の山頂で暴風雨にやられたのがたたって、レインウェアまでお陀仏になりました。何でそんなに主要装備ばかり立て続けにお逝きなさるんだ(泣)。


 おもえばこのレインウェアは、荒井が日本一周の旅を始める際に購入したものです。コレを着て雨の日も単車を走らせてばかりだったので、旅が終わった時点ですでに限界が来てました。もはや着ていてもいつの間にかどこからか浸水しているという有様です。
 しかしこれ以上酷使することはもうないだろうからという理由で、その後もだましだまし使い続け、気づけばかれこれ20年使ってました(おい)。実は雨具の買い換えは10年前からかんがえてました。しかしあんま使わず済むように山に行ってたので、これでも間に合ってしまい、後回しになってたんだい*1
 20年以上も経てば、浸水防止用のシームテープの接着も相当に劣化しています。先日洗ったところ、テープがベロベロと剥がれてきました。これでは雨具として本格的に用をなしません*2
 雨具は命に関わる装備です。これなしで山に行くのは命知らずというやつです。ですのでもはや寿命だろうと、とうとうレインウェアの新調も決断したのでありました。





 とりあえず山でも街でも着られて、それなりに頑丈そうで、実際に試着して選べて、その上カッコイイやつ(おい)がいいということで、あれこれ検討した結果、先日冷やかし損ねたパタゴニアさん*3を訪ねて再び仙台まで足を運ぶこととなりました。
 さっそく新しい雨具を手にしてみると、20年物のウェアとはまるで勝手が違います。ファスナーの開け方閉じ方、たたみ方、フードの留め方等々。これをいきなり山に持っていって着ることになったら、使い方に迷います。こういうものは取説なしでもぱっと使えるようにしておかないといざというとき困るので、事前に使い方に習熟しておく必要があるのです。てか使い方に惑う雨具なんて初めて見ました。どうして説明書がないんだ…


 ついでに購入の際、店員さんが「前のウェアと同じくらい長く使えますよ!」と仰ってましたが、多分それはないです。前の20年着てたから(おい)。まぁ、それなりに保ってくれればな、とおもいます。

*1:そのうえ雨具はけっこういい値段がするから(泣)

*2:もとからなしてなかったけどな

*3:条件に合うやつが、たまたまパタゴニアだった。