何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

全部メールで済ませたい

 有り体に申し上げまして、荒井は電話が苦手です。それでも仕事や用事等で電話を使わなければならないことは多々ありまして、そのたび億劫になるわけです。
 特に苦手なことの一つに、留守電メッセージがあります。直接用件を話す覚悟で電話したにもかかわらず、突如留守電にメッセージを吹き込めと言われたときの肩透かし。「えっ!?いないの? 突然そんなこと言われたってどうまとめりゃいいんだ…あぁ、もうピーって鳴っちゃうよ!」 
 相手の出方をうかがいながら要件を伝えることと、要点をその場で手短にまとめて説明するのとでは、頭の使い方が違います。ですので毎度即座に頭が切り替わらず、しどろもどろになってその場で要旨をまとめる羽目になるのです(泣)。
 「5秒で感想を述べてください。5,4,3,2,1、キュー!」と突然コメントを振られて、タレントさんが狼狽しながら答えるなんて場面はテレビのバラエティ番組とかでよく目にします。いわば留守電メッセージとは突然のアドリブです。話術に長けたタレントさんでさえ狼狽するのですから、いわんや素人をや。


 こんな具合に電話が大の苦手な荒井ですので、いともやすやすと電話応対ができる方々がうらやましかったりするのですが、世間にあれだけ電子メールやLINEが普及したことをおもえば、世間には電話が苦手な方がかなりの数いらっしゃるのかもしれません。