何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

かくて反対者ひとり増える

女性首相の誕生を断念−。テレビ朝日の看板的存在の武内絵美アナウンサー(28)が、首相役を演じることになっていた局アナの主演舞台「Voice5」が、急きょ中止となったことが13日分かった。舞台は、9月10、11日の2日間、東京都港区の草月ホールで予定されていたが、11日が総選挙の投票日にぶち当たってしまったため、同局では「アナウンサーの調整が極めて困難な状況となった」と中止の理由を説明している。




JRの前身、国鉄が盛んにストライキをしていた時代の話。
ある漫画家の家。「今日どこか遊びにでも行かない?」と、漫画家が友達と電話をしている。日程が空いているらしい。遊ぶ気満々だ。
そのとき、漫画家の元に編集者が現れた。
「ストになって原稿の手配ができなくなると大変だから、描きだめお願いします!」
一転して机に向かう漫画家。「ク〜ヤ〜シ〜」と恨み言が漏れる。
かくて国鉄スト反対者、また一人増える。



その昔、長谷川町子先生の「サザエさん」に、こんなネタがあったんですが、
突然の出来事に日程が大いに狂わされたということで、こんな話を思い出したのでした。
代議士の皆さんはさておき、庶民の中にも「こんな時に選挙なんかしやがって!」と思っている方が何人かいるのでしょう。
ストは過去の出来事となりましたが、この女性アナも「ク〜ヤ〜シ〜」と思いつつ選挙番組を勤めるのでしょうか。
民放の選挙速報は見ない荒井でした。