何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

最短撮影距離90cm

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 例によってお題と記事はあまり関係なく、感度が高めのフィルムを使い絞って撮影するというのは、ローライ35ではおなじみのピンボケ予防法です。
 ローライ35のフォーカシングはマニュアル目測式です。つまりファインダーでピントを合わせることができません。ですので厳密なフォーカシングなしでもピントの合った写真を撮るには、焦点距離を3m程度に合わせた上、F16かF11くらいに絞り込み被写界深度を稼げばいいという理屈です。感度が高めのフィルムを使うのは、絞った分の明るさを稼ぐため。この方法なら、被写体との距離をあまり気にせずとも、ピントの合った写真を撮れる確率が上がります。パンフォーカスというやつですな。さらに言ってしまえば、ローライ35に限らず、マニュアル写真機ではおなじみの手法です。


 しかしあえて申すなら、ローライ35の醍醐味は、絞り開放で近接撮影をすることにもありまして(おい)。