何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

また馬口岩に登ってきた

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GR III。PhotoShop Elementsで縮小


 きのう山寺に行ってきた際、天気がよかったので馬口岩に登ってきました。馬口岩は芭蕉記念館の南側にある、いくつもの巨岩が並ぶ奇勝です。巨岩の上は展望がよく、山寺の門前街はもちろん、真向かいには同じ高さに立石寺奥の院や五大堂を見据え、東には馬形が二口峠に連なる様子や、千手院のある所部なども眺めることができます。

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岩の上から馬形方面を見る。糸岳も小東岳も雪化粧だ。

 この夏一度登ってはいるのですが、今回また登ってみようとおもったのは、風雅の国を一望したくなったから。風雅の国は先日取り壊しが始まり、建物の様子を眺められるのはもう今のうちだけでした。


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 周辺は遊歩道が整備され、比較的容易に登れます。岩の上からは案の定、解体の進む風雅の国がよく見えました。
 かつてこの一帯には芭蕉苑という遊園地がありました。芭蕉苑は荒井が中学生くらいの頃に閉園し、その代わりに建てられたのがこの風雅の国です。荒井は風雅の国はほとんどと言っていいほど見物しなかったのですが、それでも敷地が均され、建物が崩されている光景には、もの悲しさをおぼえたのでありました。ここに新しい施設ができることはもうないんでしょうなぁ。

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本日の目的。焰藏さんの新そばとコザブ納め(おい)