何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

「Eight Movement」

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 間が空きましたが溜まってた一画面プログラムシリーズ。今回もMファン90年1月号より「Eight Movement」です。
 15パズルはド定番のパズルでしょう。バラバラに配置された15枚のパネルをスライドさせ、順番通りに並べ替えるというアレですな。15パズルはコンピューターゲームでもド定番で、PC上で再現するプログラムを数見かけたものです。
 本作も15パズル同様、基本、パネルを並べ替えるパズルです。しかしただの15パズル風ゲームではありません。「8つの動き」という題名が示すように、本作はパネルの動かし方が一筋縄ではありません。
 8枚存在するパネルは、それぞれに動かせる位置が決まっています。パネルの模様が動かせる位置を表しています。そのルールに従い、パネルを上のお手本と同じ位置に収めればクリアです。しかし動かし方がまずいとハマります。ハマる分難易度は15パズルよりも格段に高く、容易には解けません。当然荒井が自力で解けるはずもなく(号泣)。


 本作は開始時に好きなステージが選べますが、下手にステージクリア型にしたりタイムトライアルにしなかったところが妙味です。ステージは疑似乱数で生成されるため、中には解けない面もあるのだとか(おい)。解き方を見つけることに集中できる作りで、このゲームの場合、この潔さがまさに正解だとおもいます。