何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

「あみだおとし」

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テーマソングは桑田佳祐で(おい)

 唐突にMSXプログラムネタ。本日はMファン89年12月号より「あみだおとし」です。
 日本人なら誰でも「あみだくじ」はご存じのことでしょう。荒井が小学生の頃には、さんまさんが「あみだババア」なんてキャラに扮して大人気になって、そのアオリで当時の小学生はことあるごとにあみだくじを作って遊んでたようなおぼえがありますが、ともかく本作はあみだくじを題材にしたゲームです。
 あみだくじ状のレールの上を、おなじみのルールに従ってボールが転がってきます。プレイヤーはマイキャラを動かし、ボールが落ちてくるであろうレールの下に陣取って受け止めてやりましょう。取りこぼしても即ゲームオーバーにはなりませんが、落ちたところの床に穴が空き、終いには貫通してしまいます。貫通した穴に自分が落ちたり、ボールを落っことしたらゲームオーバーです。


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 内容は先読みアクションゲームとでも言うべきものでしょうか。素早くボールの軌道を読み、マイキャラを動かすかがポイントです。しかし一定数ボールを受け止めると、どんどん横棒の数が増えてレールが複雑になっていきます。さらに途中で切れた横棒なんかもでてきて、さらにややこしいことに。しくじっても即ミスにはならず、じわじわ難しくなって追い詰められていくルールがうまいとおもいます。


 ゲーム自体はわりと淡々としていて、すごくおもしろいとか斬新さに目が覚めるようだというものではありません(おい)。しかし手堅い作りなので、気づけばズルズル遊んでしまっているタイプのゲームです。

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ついでに同じ作者による「そろばん」も入力。足し算しかできない鑑賞ソフト風作品。