何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

「LIFE LINE」

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 本日もMSXプログラムネタ。Mファン89年8月号より「LIFE LINE」です。
 畢竟、レトロゲームではよく見かける、15パズルの要領でレールを入れ替え、自機が脱線しないように導くゲームです。「ガッタンゴットン」や「チクタクバンバン」の仲間ですな。
 題名は手相の「生命線」ぐらいの意味です。レールを進む赤い軌跡は自機の寿命を示しており、スコアも「Years」と表されます。長く生き延びるほど高得点というわけです。
 他のこの手のゲームとの違いは、一度通ったレールの使い回しがきかないこと。一度通ってしまった十字レールは交差不能。ゲームが進むにつれ使えるレールが減っていくのと、さらにカーブレールの少なさもあってなかなか難しいです。ちなみに作者さんの最高記録は86歳だったとか。


 定番とも言える内容で無難に遊べる出来ですが、驚きなのは一画面プログラムであること。この手のゲームはリストの長さがたいがい二、三画面分くらいのあるものなんですが、なんと一画面に収まっています。


 ところでこの手のパネルを入れ替えるゲームは、フリック操作との相性が良いとおもうんですが、スマホタブレット用のこういうゲームはどれくらいあるもんなんでしょう。