今回もMSXプログラムネタ。Mファン89年8月号から「GO! VOLCANO」です。
一言で言えば疑似3Dのアクションゲームです。自機を操り、火山から飛んでくる噴石をひたすら避けましょう。噴石は誘導ミサイルという設定で、自機を狙いすまして飛んできます。自機の挙動には慣性と加速度が働くので、キーを押しすぎるとコントロールしきれなくなります。噴石にぶつかるとアウト。さらに勢い余って自機が画面からはみ出してしまってもアウトです。
自機にはいちおう反撃手段があります。自機の上方にはバリアが浮遊してまして、これに噴石をぶつけると得点できます。しかしバリアは小さい上、動きを制御できないので、うまいこと当てるのは至難の業。プレイは避けに専念して、石が偶然バリアにぶつかるのを待つことになります。
ゲーム自体は難しすぎて、今ひとつ面白さを感じません(おい)。ただしMSX2のカラーパレット切り替えを使った3Dアニメーションはそれらしく、火山に向かって飛んでいくかんじが出ています。
カラーパレット切り替えによるアニメーションはMSX2ではおなじみの手法で、特にMSXファンではよく見かけるものでした。