何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

長期間かけて伸ばしました

「うちの子は本をあまり読まないから、国語の読解問題が苦手なんです」 そう考えているとしたら、大間違いです。読書と国語の読解問題は、まったく次元が異なるもの。読書は感情移入をしたり、行間を読んだりして「熟読」するものですが、国語の読解問題では、問題文に「書いていないこと」は問われません。いかに感情を抜き、思い込みにとらわれずに読むかが重要なのです。

荒井の場合、読み解く力は学校の授業ではなくて、
文献を要約するという訓練を重ねて身につけたものでした。
読み解く力とは技術ですから、こういうものは「作者の意図はこうだ」と
口で教えられてもなかなか身につくものではなく、
自分で考えながら手を動かさないと、ものにならないように思います。