何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

俺はハイドライド派だ

今でこそRPGは
「クリア後も遊べる要素が満載」
「むしろクリア後が本番」
という形のものが多いが、当時はまだまだそのようなものは存在しなかった。
(先に取り上げたウィザードリィは1981年に発売されているのにも関わらず、そういった要素を含んでいるのであるから、いかに先見の明があったかは言うに及ばない)
ユーザーにとって「どれだけ長く遊べるか」は大事な要素であった。
それに応えようとメーカ側が打ち出した策は
「難しい要素をふんだんに取り入れ、一筋縄ではクリアできないようにしてしまおう。それこそ、1〜3ヶ月かかるような謎を盛り込むといい」
というものだった。

論拠に解せないものを感じるが、
ハイドライドとイースの現在の処遇を分けた最大の理由というものは、
ゲームの内容とはあまり関係なく、単純に「版権の在処」だと思う荒井でした。