GR DIGITAL IIIで撮影
11月3日になったので、今年もやっぱり行ってきました。
恒例寒河江の業務用食品会社の総合文化祭です。
今年も会場周辺は晴天に恵まれ、老若男女でもの凄い人出です。
去年と同じ感覚で出かけたのですが、9時半前に
ゆ〜チェリーそばの臨時駐車場はすでに満杯、
もうちょっと先の駐車場に車を停めることになりました。
年々知名度が上がり、来場者数も増えているようです。
送迎バスで会場に到着してみると、早くもお目当ての業務用食品を
手にした方々でごった返していました。
チルドソーセージや缶詰、レトルト牛丼、業務用焼きそばに給食用デザート等々
珍しくて質のいい業務用食材が格安で手に入れられる即売会はこの催しの目玉です。
その量たるやただものではなく、キャンベルの業務用クラムチャウダー1.4kg缶が
4つも6つも入った袋をぶら下げて会場を歩いているなんてのはあたりまえ。
売り場は押し寄せる来場者で黒山の人だかりです。
荒井も早々にクラムチャウダーを一缶確保し*1
さらに牛肉大和煮と今年新しく売りに出されていた缶入り飯を発見するや思わず衝動買い。
同行した友人TAKAさんは、「これで非常食の備蓄はバッチリだぜ!」と、
お気に入りの缶入りソーセージとコンビーフを10缶単位*2で買い求めてました。
もう一つの目玉は毎年お楽しみの模擬店コーナー*3。
県内各地の工場ごとに出店が設けられ、その工場で作っている製品を、
その場で調理して食わしてくれるというもので大人気です。
一番人気はなんといっても同社主力のソーセージ。
他にもハンバーグや焼きそば、揚げ物等、変わったところでポトフなんてのもありました。
意外に人気なのがケーキ等のお菓子で、女性の方が多く買い求めています。
さらに毎年のことながら、どれも一皿100円程度と非常に安い!
この催し、即売会も模擬店でも100円や500円といった品物があたりまえなので、
小銭を大量に用意しておくと支払いがスムーズです。
それとマイトレイを持参していくと、模擬店巡りに便利です(おい)。
単なる即売会や安売りイベントに終わらないのがこの催しの面白いところ。
「文化祭」なので、会社の取り組みを紹介する展示や、
社員やその家族の方々が作った芸術作品の展覧会も毎年のお楽しみです。
研究所の今年の食文化展のテーマは「食の安全」。
細菌検査やアレルギー物質等々について、どのようなチェックをしているのかを
パネルと検査機器、社員の方の解説等で紹介するというもので、
これが大いに見応えがありました。
震災以降らしく、中には放射性物質検査の展示もありました。
係の方曰く、東日本に工場があるためか、西日本方面からの
放射性物質に対するチェックの要請が強いのだとか。
他にも近年同社では植林活動にも力を入れているようで、それに関する展示もありました。
もともと冬場の出稼ぎ対策や農家のかあちゃんの雇用創出が
企業誘致の趣旨としてあるので、同社では古くから
社会貢献や福祉事業への関心が高いのですが、
それゆえにこのような催しが開かれ、寒河江市民の皆さんや荒井が
毎年楽しませてもらっているというわけです。
展示物を見て腹ごなしをした後、いよいよ今年一番のお目当て、
寒河江学校給食カレーを食べるため「もみじ亭」へと向かいます。
「もみじ亭」は同社の製品を使った定食を出している特設食堂で、
去年は牛丼を食べているのですが、そのとき目にして以来、
絶対喰うぞと思っていたのがこのカレーです。
同社では寒河江市の中学校の給食事業もやってまして、
そこで作って学校給食用として出しているカレーという触れ込みです。
肉や人参、タマネギといった具がごろりと入った
いかにも嬉しくなる学校給食風のカレーで、
ジャガイモの代わりにさつまいもが入っているのが特徴です。
カウンターに並ぶと皿を渡され、自分でご飯やカレーを
好きなだけ盛っていいというセルフ式。
これにマカロニサラダとラフランスゼリー付きで300円。
学校給食用のカレーなんだから絶対旨いはずだと食べてみましたら、
思ったとおりに抜群の旨さでした。これはオススメです。
ちなみにこちらが今日の戦利品。缶詰いろいろと毎年買ってる
給食用チーズクレープシリーズ。それと近年売り出し中のラ・フランスロールケーキ。
ロールケーキは同社の技術の粋であるラ・フランスパウダー入りで、
本物のような香りや風味が楽しめるという触れ込みです。