県最上総合支庁は、最上地域の観光資源を売り出すキャンペーンなどを盛り込んだ「もがみ観光交流推進プラン」を策定した。管内8市町村が連携を強化して資源を磨き上げ、3年後に観光客300万人を目指す。来年はJRなどとタイアップして独自の観光キャンペーン「もがみ観光博(仮称)」を繰り広げ、魅力を発信していく考えだ。
「蔵王」「山寺」「さくらんぼ」「米沢牛」「銀山」
「花笠」「おしん」「藤沢周平」「月山」「鳥海山」等々、
他の地域には全国区の知名度を誇るもの...というか山形の「アイコン」と
見なされているものがあるわけですが、そうしたものがことごとくないことが、
最上地方が観光的に地味な立ち位置にあるゆえんでないかとは思います。
しかしそれが悪いということではなくて、
逆に言えば名所名物目当ての物見遊山に行くには面白みがなくとも、
その土地の面白さを自ら探しだしたり、見つけに行こうとするならば、
全国レベルで通じるものに恵まれた、かなり面白い場所なのだと思うのであります。