何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

S-RAMセーブ

とにかく、プレイヤーの自由度を高くしたので、記録しなければならないデータ量が膨大になってしまったんですよ。

ゲームのデータセーブにS-RAMを使うようになったのは、
荒井の知る限り、MSX版「ハイドライドII」が最初のはずです。
以前T&Eソフトは、MSXのROM版「ハイドライド」にて、
データレコーダーのないユーザーでも可能なセーブ方法として、
パスワード式セーブを採用してまして、
その流れでMSX版「ハイドライドII」でもパスワード式が検討されたそうですが、
文字列が長くなって大変なため、S-RAMを導入したと伝わってます。


このように、もともとS-RAMセーブはセーブデータの大容量化にともない
導入されたものだったのですが、23年の時を経て、
似たような問題に直面しているのは、どこか皮肉を感じます。