何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

中山越えに行ってきた






日頃懇意にしてもらっている最上町の友人TAKAさんのおさそいで、
中山越えの旧道を歩いてきました。
旧道の存在は前々から知っていたのですが、
なにぶん片道4時間以上かかる長いトレイルゆえ往復するのが大変で、
探索を先送りにしていたところ今回のお話があったので、その話乗った!というわけです。


旧道は松尾芭蕉が「おくのほそ道」で歩いたことで特に有名です。
現在残っているのは当時の道のほんの一部にすぎないのですが、
昭和50年代にはその歴史的価値が認められ、山刀伐峠とともに歴史の道として整備されています。
小糠雨にこそたたられましたが、いつも薮や倒木だらけの道ばかり歩いているせいか、
今回は極楽のような峠行でした。


感心したのは、必要以上の過度な整備がされていないことでした。
往時を偲びながら歩く側としては、それで十分なんですよな。