何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

ようやく単車の初乗りをする




待望の晴天に恵まれ、ようやく今年初めて、単車に乗ってきました。
本当はもっと早く乗りたかったのですが、天気がいいときは仕事で、
休みの時は天気に恵まれずといった具合で、今日ようやく待望の初乗りとあいなりました。
とにかく走りたかったので、今日はひたすら単車を転がしてました。





とりあえず家を出て最初に向かったのは最上町。
軽く前森牧場と堺田分水嶺の様子を見てから、山刀伐峠を目指します。
例年今の時期には通れるようになっていることが多いのですが、
今年は降雪等で遅れたようで、旧道はまだ雪に閉ざされていました。
残雪を踏みながら麓水の四阿に行き、湧き水でひと息入れます。
しかる後新道のトンネルで尾花沢に入り、町中のくるまやラーメンで
カレーラーメンの昼食としました。






そこからは村山西部街道で西村山を目指します。
村山西部街道は国道347号線に並行しながら、葉山山麓を村山市白鳥から
寒河江市慈恩寺方面に抜ける道で、近年の荒井のお気に入りの道です。
左沢で藤原屋さんに寄り、こないだ食べ損ねた「かばちゃんまんじゅう」を仕入れ、
朝日町の明鏡橋を望める場所で最上川を眺めつつ、おやつにしました。
別に豪遊するでもない、良い天気と良い風景と旨いものさえあれば幸せになれる。
まぁ、旅人の贅沢というやつです。





そこからは最上川左岸を走る県道9号線で西置賜に入り、いくつか桜を見てきました。
今年は4月の天候不順で開花が遅れに遅れ、満開は五月の連休にずれ込んでしまいました。
そのおかげか、奨学桜や大明神桜の花見茶屋はすでに店を畳んでまして、
花見客だけがたくさんいるという様子でした。
地元で花見客の受けいれをしている方々も、この天気にだいぶ振り回されていたようです。
こないだ大明神桜の花見茶屋に行ったとき*1、売り子のおじちゃんおばちゃんが
「今年は寒くて、お客さんの財布のひもも固いんですよ〜。」と、
苦笑しながら教えてくれたのを思い出します。
それを知ってか知らずか、西置賜の古桜は例年以上に花の付きが良かったように見えました。
「のどけからまし」というやつです。

*1:毎年行っているのだが、ここのせいさいまんとフランクフルト最高。