何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

「天外魔境II」解いた

そういうわけで、ここしばらくやっていた「天外魔境II」をようやく解きました。
総プレイ時間54時間49分、80段でクリア。
例によってみっちり鍛えながらの力押しプレイでしたので、
クリアした後に「戦闘では武器の特殊効果や特技を駆使して戦う」という、
本作のファンの間で常識となっている戦法を知ったという始末でした(苦笑)


確かに今風のRPGからすれば、そこはかとなく古臭いですし、
「イース」同様、オンタイムで遊んだプレイヤーの間で「神格化」されている感は否めませんが、
少なくとも、単にヴィジュアルを売りにしただけのRPGではありません*1
かなりの出来を誇る面白い作品であることに変わりはなく、一気に解き終えてしまいました。
基礎がしっかりできている作品は、今遊んでもやっぱり面白いです。
PCエンジンRPG最高傑作」と呼ばれるのにも納得。
逆に言えばこれだけの内容を1992年当時に出されたら、
確かに当時のプレイヤーにとってはかなり衝撃的で、
「神ゲー」として、脳裏に強烈に焼けついたことにもうなずけます。
本作のキャッチコピーとなった劇中の台詞「我が道に敵なし!」は、
それだけの内容を詰め込んだという制作者の自信と自負の現れだったのでしょう。


荒井としては、様々な悲哀を感じさせるはまぐり姫やデューク・ペペの存在が気に入りました。
あと仲間では地味なところで極楽太郎

*1:人間の猥雑さやエグさを盛り込んだ物語はもちろん、イベントデモをふんだんに盛り込んだにもかかわらず、プレイヤー4人が意外に「寡黙」で、きちんと感情移入できるように作られているのには特に驚いた。