何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

「キングコング2」クリアした




ここのところ遊んでいたコナミのMSX2ソフト「キングコング2」をようやくクリアしました。
けっこう前に買ってたにもかかわらず長らく積みゲー状態だったので
こないだ一念発起してようやくゲーム開始、
しかしデフォルトではセーブできないという鬼仕様ゆえ、
謎解きとは別のところでいろいろ悩むこととなりました。
ゲーム自体は当時らしい難しめのARPGです。


実際プレイする際は、ROMイメージ化したファイルを
blueMSX上で走らせるため、ステートセーブ機能が使えます。
しかしたまに失敗してデータが飛ぶことがあるため、これに頼り切るのは危険でした。
そこでうちに「新十倍カートリッジ」があることを思いだし、
これの完全セーブ機能を使ってみたのですが、
こちらはセーブする場所によって読めたり読めなかったりが一定しません。
結局エミュのステートセーブ機能をメモリセーブ機能的に、
新十倍の完全セーブ機能を恒久セーブ機能的に併用することで
なんとか安定してセーブできるようになりました。
25年前はこれをコンティニュー機能のみで解いたという方もいるわけですから、
今思えば当時のプレイヤーは寛容だったというか忍耐強かったものです。


本作はほぼ同期に発売された「火の鳥」のROMを、MSXの空いたスロットに
同時に指すことで。カセットテープにセーブできるようになります。
コナミ得意の「二本差し技」は、時にこんな具合に行きすぎて、
当時のMSXユーザーの間でも賛否両論し、激しく非難されることもありました。