何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

都市とは巨大な田舎です

全国の過疎地域にある約6万2000の集落のうち、4%強にあたる2641集落が高齢化などで消滅する可能性があることが、国土交通省と総務省の調査でわかった。うち422集落は、10年以内になくなる可能性があるという。地域別では中国、四国が多く、いずれも500集落近くが消滅の危機を迎えている。

前にも書いたんですが、総人口は現在よりも少なかったにもかかわらず、
50年ほど前までは、どこでもそれなりに自立した暮らしができたようで、
結構な山奥の方まで人が住んでいたのです。
それがもろもろの理由で里の方に降りてきて、現在のようになったものと思われますが、
そう考えると、「都市に依存せずには暮らせない」という意味で、
現在の生活というものは、以前より退歩したのではないかという気もします。