何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

そう頻繁に着ないから覚える機会もない

 浴衣が選べる旅館というのがあります。しかし毎度帯をカッコよく締められなくて戸惑う荒井としてはむしろ、結び方を教えてくれるサービスが欲しかったりします。部屋備え付けの浴衣の上に、結び方を図解したメモを添えてくれるだけでいいんですが…
 

干しあんず製造中

黒くなるのはどうにかできないか

 というわけでこないだから干し杏を作ってます。おおざっぱな作り方は、シロップ漬けを干すというもの。干し方もいろいろある中で、低温のオーブンで熱した後、天日に晒すなんて方法を採っています。やんばい乾いたらできあがり。
 それにしても嵩が減ります。1キロくらいの杏を用意したのに、作ってみるとおもったほど量がありません。なるほど、できあいの干し杏が比較的高価なのはそういうことなんだろうなぁと腑に落ちたのでありました。

これが
こうなった。

 ところで先日ジャムを焦がしたのが心残りで、またひと瓶ほどジャム作りました。焦げるのを恐れて弱火で煮詰めたところ、セミドライにした実を使ったにもかかわらず、だいぶ実が崩れました。実を残したいときは強めの火加減でさっと仕上げるのがよいみたいです。


 というわけで今年は4.5キロほど杏を仕入れて、1キロが干し杏、2.5キロほどがジャム瓶4.5本分、残り1キロがシロップ漬け瓶4本分になりました。時期的に今年の杏仕事はこれでおしまいですな。

ヘルメットで大散財




 このたび、単車用のヘルメットを新調しました。


 これまで使ってたヘルメットの内張が経年劣化でボロボロ剥がれてきたことに気づいたのがこの4月*1。これは本格的にマズいと、お世話になっている近所の二輪車屋さんにすかさず新しいヘルメットを発注したのですが、すぐには届きませんでした。昨今の供給遅れが単車業界にも発生しており、製造が追いついていなかったのです。疫病の影響で、密を避けられるレジャーとしてバイクの人気が高まりにわかに需要が増えたことと、サプライチェーンの寸断により安定供給が難しくなったことが原因らしく、ヘタすると納期は半年。
 届くのがシーズン終了間際になって、ろくに乗れないまま今季終了もあり得るな…と覚悟していたところ、届きましたという連絡がこないだありまして、待ってましたとわらわら受け取りに行ってきたのでありました。ともあれ8月に間に合ってよかったよかった。


 今回購入したのはアライのヘルメット。バイクヘルメット業界ではSHOEIと並ぶビッグメーカーです。しかしこれまでなんとなく敬遠していました。なぜなら自分が「荒井」なだけに名字と同じロゴの付いたヘルメットをかぶるのは、遠回しに自分の名を誇示しながらバイクに乗るようでなんとなくこっ恥だからです(おい)*2。それを押して名字と同じヘルメットにしたのは、SHOEIで好みのモデルが見つからなかったから。いや、OGKとかシンプソンとかでもよかったんですけど。


 ヘルメットは大事です。かぶらなければ危ないし、おまわりさんに捕まってしまいます。新しいヘルメットはさすが具合もよく、しっかり守られている感があります。まぁ、乗るのポンコツバイクなんですけど。

*1:通常、寿命4年が目安のヘルメットを、15年くらい使ってました(汗)

*2:「すでに名字が記載されているからちょうどいいだろ」と、兄にマジックで下の名前を書かれそうになりました(号泣)

「オリジナル37」&「MISSING LINK」

www.youtube.com


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 たまには気分転換にこんなプログラムも入力してみたくなります。というわけで本日はゲームではなく音楽プログラムのご紹介。「オリジナル37」と「MISSING LINK」。FM音源MSX-MUSIC用音楽プログラムで、それぞれMファン90年9月号とMSXマガジン90年9月号に掲載されています。


 先日の「かに道楽」で触れましたが、当時はMSX出荷数累計400万台突破を記念した作品コンテスト「MSX大賞」が開かれていました。両作はその音楽部門入賞作です。「オリジナル37」は最高賞MSX大賞、「MISSING LINK」はMSXマガジン賞を獲得しています。

「オリジナル37」。冒頭で音作りの処理をしている。

 「オリジナル37」は、ヘヴィメタかハードロックといった激しい曲。同コンテストの音楽部門の最終審査には、ビートの効いた元気な曲が残ったそうで、本品はその中でも活きが良いという触れ込み。特にディープ・パープルの速弾きを彷彿させる中盤のソロが聴きどころで、審査員の間でも高く評価されたのだそうな。
 ところで作者さんはこの作品を投稿した際、他にも40曲ほどを一枚のディスケットに収めて同時に投稿したのだそうです。曲のカッコよさに比して題名がやたらあっさりしているのは、どうやらそんな事情があるからのようです。

「MISSING LINK」。夥しい数のYコマンドに戦慄する。

 「MISSING LINK」は一転して、洒落た雰囲気のフュージョンナンバー。「よく耳にするタイプの曲」と評されながらも、音作りの巧さが評価されています。PSGでのSOUND文に匹敵する「Yコマンド」やMMLを駆使した細かな音色・音飾は一聴の価値あり。MMLの書き方が複雑で、OCR使っても入力が面倒だったぜ(おい)。*1


 当時のMSX誌では音楽プログラムも盛んに発表され、こちらも人気を博していました。
 おもえばMSX2は「何でもできる」ハードでした。ゲームはもちろん、プログラミングや文書作成、作曲・CGなどもそれなりにこなせることは、ユーザーの創造性を刺激するものであったとおもいます。自作の環境がひととおり揃っていたこと。それがMSX末期のムーブメントである同人界の活況を支えていたのかもしれません。

*1:あと全体を通じて微妙なタイミングの遅れが少し気になります。MMLの書き方に由来するのかプログラムの構造なのか荒井の入力ミスなのか(おい)

続・マラスキャンはどこ行った

www.ybc.co.jp


 戸沢村の草薙にグランピング施設ができるというおはなし。
 目隠し用の塀くらいは立てるだろうとはおもいますが、あのへんはもろ国道47号線の道ばたで、昼夜を問わず車の通りが多いところです。戸沢村は広いので、もっと静かで自然に恵まれてアクセスもいい場所に作っても良さそうな気はするのですが。
 個人的には最上川の対岸、むかし人が住んでたあたりとか、近年テレビの企画でヒロシさんがテント張った場所あたりでないのが意外でした。

あんずジャムまた作った2022

懲りずにまた作ってます

 杏の季節は短いです。というわけで先日に引き続き、ジャムやらシロップ漬けやらまた作ってみました。
 今度は寒河江のアグリランドで杏がけっこう安く売られていたのを見つけ、そちらを購入しました。重さにして2.5キロほど。そのうち1キロほどをジャムに、もう1キロほどを干し杏に、残りをシロップ漬けにします。
 去年オーブンで誤って250度で熱してしまったのが案外出来がよかったので、こちらのジャムも若干作ってみました。今回はオーブンで熱するかわり、電子レンジで10分ほど加熱してみました。結果はまずまずで、いい感じに滑らかになります。
 残りはセミドライ方式で作ったんですが、火加減にしくじって少し焦がしてしまいました。おかげで色が若干色黒に(泣)。鍋の焦げ付き落とすのが大変だったぜ*1


 干しあんずはそのうち試してみたいとおもってたものです。とりあえずこちらのレシピを参考に作ってますが、うまいことできるかしら。


cookpad.com
recipe.rakuten.co.jp


 今回できたのは、シロップ漬けが450ml瓶1瓶、ジャムが300ml瓶x2瓶少々。干し杏はまだ作ってる途中。ジャム焦がしたのが悔しいので、もう少し作るかもしれません(おい)。


 

*1:琺瑯鍋の焦げ付きは、重曹入れて煮立てると剥がせます