何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

干しあんず製造中

黒くなるのはどうにかできないか

 というわけでこないだから干し杏を作ってます。おおざっぱな作り方は、シロップ漬けを干すというもの。干し方もいろいろある中で、低温のオーブンで熱した後、天日に晒すなんて方法を採っています。やんばい乾いたらできあがり。
 それにしても嵩が減ります。1キロくらいの杏を用意したのに、作ってみるとおもったほど量がありません。なるほど、できあいの干し杏が比較的高価なのはそういうことなんだろうなぁと腑に落ちたのでありました。

これが
こうなった。

 ところで先日ジャムを焦がしたのが心残りで、またひと瓶ほどジャム作りました。焦げるのを恐れて弱火で煮詰めたところ、セミドライにした実を使ったにもかかわらず、だいぶ実が崩れました。実を残したいときは強めの火加減でさっと仕上げるのがよいみたいです。


 というわけで今年は4.5キロほど杏を仕入れて、1キロが干し杏、2.5キロほどがジャム瓶4.5本分、残り1キロがシロップ漬け瓶4本分になりました。時期的に今年の杏仕事はこれでおしまいですな。