新しく始まった展示会がおもしろそうだったので、また鶴岡の致道博物館に行ってきました。今度の展示は「庄内藩と飛島」。江戸時代に当地を治めていた庄内藩との関係から、飛島の歴史を紹介しようという企画です。
展示は主に江戸期の飛島の様子を留めるもの。当時の地図や産業・交易・年貢の記録文書、主産業である漁業の道具などなど。どれもおもしろく見物してきました。
なかでも力が入っていたのが、江戸時代中期と後期に2度発生した、村の境界線問題です。飛島には三つの集落があり、漁場を巡って争うことがあったようです。1日あれば歩いて廻りきれるような小さな島であっても、人間は縄張りを巡って争うもんなのだなぁとおもったのでありました。
荒井は一応飛島に行ったことがあるので、より実感をもって展示を見ることができました。また飛島行きたくなりました。