何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

日東ベスト総合文化祭に行ってきた2023

今年もこの日が来た

 というわけで毎年文化の日恒例、寒河江日東ベストさんの総合文化祭に行ってきました。毎年荒井が地元の大きな祭りより楽しみにしているというイベントです(おい)。
 今年の目玉はなんといっても4年ぶりの通常開催です。2020年以来、疫病の影響で開催を見送ったり、一部内容を制限していたりしたのが、今年は以前と同等の規模で復活。大人気の有料試食や食堂、料理教室といった、飲食や長時間の対面を伴う企画も再開されることとなりました。
 そんなわけで例によってアグリランド近くの特設駐車場よりシャトルバスに乗り込み会場入り。さっそく各工場の有料試食コーナーへと向かいました。

復活した有料試食。やっぱりコレがないとね。

 まずは日ベスといったらこれだろとウィンナーをゲット。お気に入りの焼きそばと一緒に平らげた後、これも旨い棒ヒレカツに突撃。さらに大人になってもファンが多い給食用クレープにも手を伸ばします。
 日東ベストさんは業務用加工食品の会社です。同社の業務用食品はプロユースとして販売されているほどなので品質が高く、非常においしいことで定評があります。そんな自慢の品々が格安で食べられるのですから、この催しが人気なのも当然です。毎回おもってるんですが、送迎のマイクロバスを手配したり、商品のみならずソースや紅ショウガといったトッピングまで準備するなど、日ベスさん採算取れてるのか…(おい)。

大人気の販売コーナー。早めに行かないと売り切れ必至だ

 今回は開始直後に入場して早々に向かったおかげか、有料試食はほとんど待たずに済みました。そのかわり販売コーナーには行列ができていました。同社の業務用高級加工食品が安く買えるとあって、こちらも大人気。大きなクーラーバッグなどを持参して、ここぞとばかりに大量に買い込む地元客の姿が目立ちます。人気商品は早々に売り切れるので、慣れている地元客は、まず真っ先にこちらに向かうようです。ここで荒井も給食用クレープとコンビーフを入手。数年前アレルゲンフリー仕様にリニューアルされた給食用クレープ、ようやく買えました。

4年ぶりに再開されたもみじ亭。モーニングハンバーグ決めてきたぜ

 荒井的にうれしかったのは、食堂「もみじ亭」の再開です。こちらでは社員食堂を会場に、同社の製品を使った定食メニューがやはり格安でいただけてしまいます。例年、メニューは3種類ほど。入店時に好きなものを選び、念入りに手指を消毒した後、それぞれのメニューを提供しているラインに並び、料理を受け取るという方式です。配膳はセミセルフ。レトルトパックに入った食材を銘々取り、自分で盛り付けます。今回は荒井はビーフハンバーグ定食を選択。定評が高い業務用ハンバーグも、やはり食べなければなりません。

和太鼓の演奏会に各種文化展示。文化祭が文化祭であるゆえん

 お目当ては食べたり買ったりだけではありません。文化展示も見どころです。毎年密かに楽しみにしている食文化展の今年のテーマは「次世代たんぱく質」。人口増と地球環境負荷の増大による将来のタンパク源不足を見越した、新しい取り組みについての展示です。肉や乳製品といった従来のタンパク源の代わりに注目されているのが、大豆や昆虫や培養肉。昨今の製造技術の向上で、相当に旨いものも現れています。そういやコストコのフードコートのガーデンバーガーは、肉使ったチーズバーガーより旨かったな(おい)。
 本社社屋前の特設ステージでは、東北芸工大の和太鼓研究会によるライブ演奏が披露されてました。続いて作品展では、社員や関係者の方々の創作物を鑑賞。どれも見応え十分で、今年も存分に楽しんできたのでありました。





 この行事、どうやら荒井が生まれた年に始まったらしく、荒井の年齢と同じくらい続いていたのですが、疫病による中断のため、通算回数が荒井の歳より若干少なくなりました。4年ぶりの通常開催は、永く待ち望まれたことでした。単なる売り出しとは一線を画するこの文化祭、日東ベストさんの歴史とともに、末永く続いていくことを毎年願っております。

満腹になりながらも、その後こちらにも足を伸ばしたことは秘密だ(おい)