というわけで昨日は11月3日だったということで、毎年恒例、寒河江の業務用加工食品会社・日東ベストさんの総合文化祭に行ってきました。今年は土曜日の開催ということで、例年以上に来場者でごった返すかもとおもいきや、意外にも落ち着いて廻れました。反省点を改善しているのか、客捌きが年々うまくなっている感があります(おい)。
今回は会場の配置をだいぶ見直したようです。大混雑する冷食販売コーナーは売り場を二ヶ所に分け、それぞれで同じものを販売するという方式になってました。休憩スペースに置かれてあるテーブルもこれまでの円卓から長テーブルに替わり、座れる人数がだいぶ増えていました。去年のようなイベントステージがないこともあり、会場に余裕があるかんじです。
ともあれ今年は開場から間もない9時頃に到着。今回は買い物よりも、食べる方を中心に廻ることにしました。
総合文化祭のお楽しみは、やはり試食販売コーナーです。県内各地の工場で生産している主力商品をその場で調理して販売しています。業務用なのでその品質は折り紙付き。旨いと評判の製品が100円とかそれくらいの格安で食べられるのですから毎年大人気です*1。
調理と販売にあたっているのは各工場の従業員さんのようです。元気よく自慢の商品を売り込む様子を見ると、今年も総合文化祭に来たぜという感をおぼえます。
食べたいものをまとめて買って一度に喰ったおかげで、早々に満腹になってあんまり食べられなかったという去年の反省を生かし、今回は腹の調子を見ながら一つずつ買い食いすることにしました。それで最初に並んだのが棒ヒレカツ(おい)。旨くてボリューム満点なので非常に人気があるんですが、早々に並んだおかげでわりと待たずにありつけました。次いで山形工場のテントに突撃して今年もモーニングハンバーグ(おい)。この時点でまだまだ喰えそうなので、芋煮にも手を出します。今年は揚げ物が少なめで、メンチカツやコロッケがなかったのがちょいと残念です。
立て続けに喰って満足したところで、おなじみ食文化展へ。今年のテーマはノロウイルス。近年なにかと世間を騒がしているノロウイルスに関する知識と予防法を啓発する内容です。家庭でできるウイルス対策を中心とする展示でしたが、一方、社員やその家族がウイルスに感染した場合、陰性になるまで出勤停止措置をとったり直接業務を禁止するなど、会社の取り組みも紹介されていました。
会場ではノロウイルスクイズもやってまして、全問正解の賞品として家庭用ノロウイルス汚物処理キットをいただいてしまいました。汚物は消毒だぁ~!(おい)
ところで同じところで展示されている介護食コーナーでやっていた、食パンと介護用フレンチトースト二種の食べ比べが衝撃的でした。パンの概念を覆す食感が!
食文化展を見たところで腹に余裕があったので、久々に食堂「もみじ亭」に向かいます。今回は軽く喰いたかったので長崎ちゃんぽんセットを選択。周りのお客さんもたいていこれを食べてまして、来客の8割ぐらいはこれを喰ってるんじゃないかというくらいの人気メニューです。ともあれこれで300円なんですからそれでも喰いたくなりますぜ。
「もみじ亭」の会場は、通常社員食堂として使われています。ふだんどんなものを出しているのかちょっと見てみたいものです。
そして作品展を見るため本部社屋へ。今年は日東ベストさん創業70周年ということで、70年の沿革を紹介する展示もやってました。それによれば総合文化祭は、もともと書や絵画、手芸作品など、社員の作品展として始まったようです。
今年は会場内でのステージイベントがないかわり、「70」の数字入りマフィン*2の振る舞いや、抽選会などが開かれてました。
やはり日東ベストさんならこれは喰わなきゃダメだろうということで、再び有料試食コーナーに向かい、給食用クレープと塩焼きそばを仕入れた後、ソーセージで締めとしました。
ベストのソーセージのテレビCM*3は、荒井が幼少の頃ちょくちょく見かけたものです。おもえばそれくらい昔から、すでにソーセージの会社であったわけです。
遅れましたが70周年おめでとうございます。30年後には百周年。企業も総合文化祭も末永く続いていただきたいものです。