何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

ヤマイモ掘り出した

 というわけでそろそろ冬が近いので、春から栽培していたムカゴを掘り出しました。
 半年近く栽培していると、植えていたムカゴもそれなりに育ちます。食べるにはまだまだ不十分なものの、小さなヤマノイモになってました。
 にもかかわらず掘り出すのにはえらい苦労しました。小さいものの、根っこはうちの畑の深いところまで伸び、スコップでほじくるのに骨が折れます。折らずにきれいに掘り出すなんて素人には無理です(泣)。
 鉢植えしていたものに至っては、植木鉢の底の10円玉くらいの大きさの水はけの穴からはみ出し、さらに地面深くまで太い根っこを下ろしていました。よりによって砂利や粘土で掘り返しづらいところに。ひいこら言って土をほじりつつ、よくこんなところにまで伸びたもんだなと、植物の生命力のしたたかさに、しきりに感心したのでありました。雑草のごときたくましさ。なるほどヤマノイモが山の薬と呼ばれるわけです。


 掘り出したヤマノイモは土付きのまま新聞紙にくるみ段ボール箱に収めて越冬させ、来年の種芋として使う予定です…来年植えるときはおとなしく、クレバーパイプ使おうかとおもいます(おい)。