何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

つつがのう送りまいらせ

 自分が籍を置いているガイド協会の仕事で、場内誘導の手伝いをしてきました。
 文化財級の温泉旅館の館内を紹介しつつ、見学者が迷わないよう適宜誘導するというものだったのですが*1、なにぶん1回約50人が2セット、さらに近所の名刹へのバス移動も伴うという、ガイド協会がこれまで経験したことがない大規模な案内です。さすがに一人や二人ではできるわけがないので、ガイドも十数人がかり。今日の本番に備えて協会ぐるみで一月前から打ち合わせやリハーサルをくり返しました。
 その甲斐あって任務を無事にまっとうできてほっとして、つくづく思いました。ガイドの第一義とは名所を面白おかしく紹介することではなくて、とにかく無事に送り届けることなんだと。

*1:しかもその建物が非常に入り組んでいたりする。