先日、親切な方からまたプログラムリストを譲ってもらいまして、いろいろ入力してます。今回ご紹介するのはその中からさっそく入力した「ごもくならべ」です。初出は昔のMマガのようです。
「五目並べ」は皆さんご存じ、碁石を使ったテーブルゲームです。二人で順に石を置きあって、先に五つ並べた方が勝ちというあれです。碁石を使わず、ノートに切れっ端に○×を書いて代用したという方も多いかもしれません。学校の休み時間とかに、暇つぶしがてら友達と遊んだもので。
それはさておきこの「ごもくならべ」は二人プレイ専用です。五目並べをMSX上で再現するものですが、通常のコンピューターゲームと違って、判定というものを一切やってくれません。というかここには石が置けるとか、何個並んだといったことを判定する処理がありません*1。いわばMSXを碁盤やノートがわりにしているだけ。ですから実は五目並べだけでなく、普通の囲碁も打てます(おい)。
そういやその昔、パソコン通信で「八架八升放任主義型白黒裏返遊技」なんてプログラムが配布されてました。リバーシの盤と駒をMSX上で再現するだけというプログラムで、駒を置いたり返したりの動作を、全てプレイヤーが自分でやる必要があるというもの。冗談みたいな代物ですが、この「ごもくならべ」は、それと似たものがあります。ゲームというより、一種の実用プログラムと呼んだ方がよいのかもしれません。
*1:すでに石が打ってある場所にも石が打てたりします。