何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

雁戸山に登ってきた

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今日も天気が良かったので、単車の遠乗りを兼ねて、雁戸山に登ってきました。
戸山蔵王の北にある山です。標高1484.6m。山形市内から見た場合、笹谷峠より南に八丁平をなぞっていった先に見えるギザギザしたとこがそれです。例によって昔から気になっていたのになかなか登ってない山でした(おい)。
今回登ってきたのは「山形コース」ことその笹谷峠からのルート。晴天に誘われたのか鞍部の駐車場は満員御礼、山形神室方面含め、相当な数の登山客が訪れていました。


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灌木のトンネル、踏み固められて滑る泥、張り出す木の根っこ等々、登山道の8割方は見晴らしもなく歩きづらく、体力を消耗するような行程が続きます。ところが稜線に飛び出すとがらりと変わり、左右に切れ落ちた急な岩場が現れます。通称「蟻の戸渡り」。ここまで来ると左右に村山盆地と仙台平野、北に二口山塊、南に蔵王と展望は眺め放題。雲こそ多かったものの、葉山と月山もかろうじて見えました。雁戸山はその険しい山容と展望が人気のようです。


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荒井の足で笹谷峠から山頂までだいたい2時間です。山頂でサッポロ一番の昼食後、下山開始。下りは山形コースとは別に笹谷峠に戻れる「宮城コース」を歩きました。こちらは、カケスガ峰こと眺めのいい草原の小ピークや、有耶無耶の関跡・六地蔵といった名所に恵まれてます。今度はこっちから登ってみようかと思います。