何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

速く走る

車を乗り回すようになってから考えていることです。
早く目的地に着くために必要なこととは、スピードを上げて飛ばすことではなくて、道のりと移動速度を最適化することでないかと。
理屈では最短距離を最高速度で移動できれば、所要時間を最小にできるわけですが、実際のところ、公道でそんなことはまず無理です。
距離が短くとも、信号が多かったり渋滞するような道だったら、スピードで稼いだ分の時間などあっという間に相殺されます。
かわりに少々距離は増えても、信号も車も少ない道が近くにあれば、そっちを通った方が早いということがままあります。
重要なのはなるべく止まらず、一定の速さで走ることです。何度も止まりながらやみくもに速度を上げるより、効率よく「流す」方が、概して速く移動できるように思います。
荒井が車やバイクで移動するときは、最短距離と所要時間の兼ね合いを考えながら道を選ぶことがあるわけですが、実際のところ、自分が気持ちよく楽しく走れる道を探していたら、そうなることが多いですかね。