若手俳優の登竜門と言われる戦隊ヒーローシリーズの「侍戦隊シンケンジャー」で俳優デビュー。甘いマスクに加え、確かな演技力を評価されて、現在はドラマ、映画、CMに引っ張りだこになった。だが、当初は「役者の仕事に強いこだわりを持っていなかった」と明かしてくれた。 「事務所に言われるがままにオーディションを受けて、役を頂いた感じ。でも、『シンケンジャー』の現場では打ちのめされました。全くの素人ですから、職人のような監督、スタッフから毎日、どなられて…他の役者と演技を比べられるし、専門用語は分からない。どうすることもできなかったです。いやあ、つらかった。でも、それが役者としての土台になっているんです」
齋藤ヤスカさんはボウケンジャーのオーディションを受けた理由として
「特撮出身俳優は発するものが他の役者と違っていた。
それで自分も!と思った。」といったことを仰ってました。
スーパー戦隊や仮面ライダーシリーズは演技はもちろん、
みっちり殺陣やアフレコ等々をすることになるため、
役者さんにとって非常によい勉強になるのだとか。
特に1年にわたって放送される実写ドラマというのが、
日本では今や大河ドラマとスーパーヒーロータイムぐらいのものなので、
その間一つの役を作り込むという経験は、
他ではなかなかできなくなっているのだそうです。
スーパーヒーロータイムは日本の財産だと思う荒井でした。