この全長約6メートル、幅約2.4メートルの『バットモービル』は、ティム・バートン監督の映画『バットマン』で撮影に使われた、オリジナルの5台のうちの1台だ。当然ながら、実用性はまったくない。乗車するには屋根を上げて入らなければならないし、『シボレー350』の8気筒エンジンでは、『プリウス』のような燃費は不可能だ。また、スペア部品を探すのも難しいかもしれない。でも、そんなことはどうだっていい。なにしろこれは、バットモービルなのだ。
昔のテレビシリーズ版だったか、
宣伝のためノースダコタでバットモービルを走らせていたら*1、
地元の警官に「ワイパーはないしライトも改造してる！」と咎められ、
警察署に連行されたところ、そこの判事が連行されたバットモービルを見て
「これ、バットモービルだぞ！」と、
件の警官をどやしつけたという逸話がありました。
この車も公道を走らせてたら、こんな目に遭っちゃうんですかね。
貴様は野犬狩り係に降格荒井でした。
*1:ちなみにTVシリーズはフォードのリンカーンがベース車体だそうで。
