何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

秋の宮温泉に行ってきた




今日はこないだ行ってきた有屋峠を秋田側から攻めてみようと、
旧雄勝町に行ってきたのですが、途中で道がわからなくなり、あえなく玉砕。
そういうわけで急遽予定を変更して、秋の宮温泉に行ってきました。


秋の宮温泉郷は、院内から国道108号線を宮城側に15キロほど向かったところ、
有屋峠入口の役内から7キロほどのところにある温泉地帯です。
小さい頃、家族で何度も仙秋ラインをドライブしたもんで、
秋の宮は何度か通過しているのですが、その割に入ったことは一度もありません。
旅館はもちろん、各住宅にも湯が引かれているため温泉郷に共同浴場はなく、
日帰り入浴では旅館の内風呂に入らせてもらうことになります。
荒井が入ってきたのは新五郎湯というところで、
300円という値段の安さと、「川原の湯っこ」「秋の宮博物館」といった名所に近いのが魅力です。
湯舟の他にも小さいながらも打たせ湯がありまして、肩や背中など打たれてきたのですが、
打たれながらあぁ〜だのうぇ〜だの唸ってしまうあたり、自分もすっかり歳を喰ったと思ったのでした。


ちなみに、秋田側の有屋峠の道ですが、相当に荒れていました。
踏み跡が細いばかりか藪に隠れている箇所が多いため、非常に判りづらいです。
神室連峰の稜線上にあるマイクロ波反射板までの道を示す標識こそありましたが、
登山客向けの案内標識はほとんどなし。
国土地理院の地形図に載っているのは古い道なので、あまりあてになりません。
二度目の沢渡りをするだろう場所で道が見事に消えてしまい(多分藪で隠れてるんだと思う)、
これ以上の探索は色付きリボンでもない限り無謀と判断し、戻ってきました。
藪の少ない時期を狙っていった方が良さそうです。