何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

情報における需要と供給

ブラジル北東部パラ州上空で29日夜消息を絶ったGOL航空国内旅客機ボーイング737型機(乗員・乗客155人)について、当局は30日朝から、捜索を本格化させた。 在マナウス日本総領事館は30日未明、同機に日本人が搭乗していなかったことを確認した。 ロイター通信は、旅客機が西部マトグロソ州内の農場に墜落したと報じていたが、当局はこの情報を確認していない。 一方、当初、接触情報があった小型機について、当局はその後、小型機が絡んだ別の事故があったとして、「旅客機の不明との関係は確認できない」との声明を発表した。

まずは犠牲者の皆さんのご冥福をお祈りします。


さて、海外で飛行機事故が起きますと、真っ先に邦人の安否が話題になりまして、
それを「外国人の犠牲者をないがしろにしている!」と批判する向きもいるわけですが、
実際のところ日本で一番求められている情報が、「現地にいる自分の家族の安否」であることを考えると、
最も必要とされている情報を提供しているに過ぎないわけです。
もし邦人が乗っていた場合、これを報道しなかったとすれば、やっぱり批判を浴びると思います。