何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

十部一峠に行ってきた

今期初めて十部一峠に行ってきました。
十部一峠は月山と葉山の間、大蔵村の肘折と寒河江市の幸生を結ぶ峠でして、
冬の間は豪雪のため通行止めになるのはもちろん、年によっては夏になっても
雪崩や路肩崩落などでしばらく通れないことがあります。
さいわい今年は軽い路肩崩落や土砂崩れがある程度で、全線通行可となっていました。
開通間もない時期にもかかわらず、すんなり通れるというのはちょっと珍しいことです。


十部一峠がある国道458号線は、日本でも数少なくなった未舗装区間が残る国道です。
ところがだいぶ舗装化が進んだようで、肘折側の1、2キロほどと、寒河江側の大部分の
未舗装区間がなくなっていました。
それだけ利用する人が多いということなのでしょうが、
全国的に珍しくなった砂利道国道だという認識が地元にないことを、つくづく残念におもうのでありました。
全線舗装化されたら、ただの辺鄙な国道になるだけだというのに...