何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

またまた十部一峠に行ってきた

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 行けるうちに行っとこうと、また十部一峠に行ってきました。今日は寒河江側から攻めてみましたが、未舗装路がないのと道が良い分、あっさり峠までたどり着けたような気がします。幸生銅山跡から峠まで自動車で15分程度。そこから永松展望地とダート区間まではすぐです。かつて永松は大蔵よりも寒河江の方が物流の便利がいいので、自然とそちらとの結びつきが強まったという話は知っていたはずなのですが、改めてその事実を噛みしめることとなったのでありました。
 峠には数台車が停まっており、ずいぶん賑やかな気配です。たまたま永松林道方面から出てきた方がいたので話を伺ってみると、鉱山跡探索の山屋か、銅山川の渓流魚目当ての釣り客のものだろうとのこと。現在林道は数カ所が崩れており、足やバイク以外では入れない状態のようです。そこでここに車を停めて、歩いて目的地を目指した様子です*1。荒井が話した方は永松銅山跡を見に行ったそうですが、現地は藪がひどくて難渋したとのことでした。
 ついでに国土地理院の地形図に表記されている永松銅山への旧道についてもお話が伺えました。旧道は入り口付近で藪に消え、トレースは困難であるとのこと。興味本位で頻繁に立ち入るべき場所ではありませんが、さりとて唯一の道がふさがれたら他に行ける手段がないという現状も問題でしょう。なんとかできないものかしら。

*1:現在永松林道には営林署の許可なく立ち入るべきでない旨の警告が出されていることは一応記しておきます。