何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

加茂水バックヤードツアーを見てきた




 去年の暮れにリニューアル後初めて訪ねていたく気に入って、翌月さっそく年間パスポートまで作って、以来鶴岡の加茂水族館に何度か出入りするようになったのは、当ブログで書き散らかしているとおりです。そこでこのあいだ、バックヤードツアーなるものに参加してみました。気になってたわりに一度も参加したことなかったんだ…

研究室のクラゲ飼育水槽。水流や温度が管理できるようになっている。

 ツアーの内容は、ふだんは入れない水族館の舞台裏を、ちょっとだけ見学できるというものです。時間が来るとガイドさんに付き従って、クラゲ研究室や飼育水槽などを見て回ります。もちろん案内と説明付き。クラゲ飼育のために考案された独自の水槽や、断熱材で保護された展示水槽など、いつも見ている展示の裏側を、興味深く見てきたのでありました。

名物クラゲドリームシアターを上から覗いたところ。
スマホなど落とすと回収不可なので気をつけよう。

 先日水族館は、数日間の停電に見舞われました。荒天によるケーブルの損傷が原因で、県内ニュースでも盛んに報じられたものです。停電で怖いのは、水槽の管理ができなくなること。水温はもちろんのこと、ポンプが止まると水槽内の水流が止まり、クラゲが死んでしまうのだとか。そんな事態に備えて水族館には予備電源があって、先日もそれで事なきを得たのですが、先日の停電はこれまでにないくらい、長いものだったのだとか。無事の復旧には胸をなで下ろすばかりです。





 ツアーは時間を決めて何回か開催されています。参加費は1回300円*1。参加受付は入り口の窓口。定員は1回10人まで。所要時間は20~30分。なかなかおもしろいので、加茂水行くならオススメしときます。
 次はひれあしフォトもやらねばならないのか(おい)。


*1:直後400円に値上がりしました。