何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

焚き火パン焼いた

焼くぜ(おい)

 こないだ、たびたびコーヒーを飲みに行っているコーヒー屋さんの秋のイベントで、焚き火でパンを焼こうというワークショップをやっていたので、おもしろそうだと荒井も焼いてきました。
 やりかたはおおざっぱにこんなかんじ。パン生地に具を混ぜ、のばしたり畳んだりを繰り返して棒状に整形し、それをアルミホイルを巻いた棒きれに巻き付けたら、焚き火で適宜炙ってできあがり。パン生地はイベントに参加しているパン屋さんがあらかじめ用意したものを使います。

これがレシピです

 のばして巻き付けるだけながら、パン作りには性格が出ます。混ぜる具の量や選び方*1、加工の手順、整形の仕方等々。同じ材料を使っても、人によって見てくれが様々に違ってきます。みんなちがってみんないい(おい)。パン屋さんの指導のおかげで、荒井もなんとか形にすることができました。

焦げないよう注意しながら気長に炙る。いいかんじに焼けてきました。

 生地を棒に巻き付けたら、焚き火にかざします。オーブンのようにほったらかしにはできません。くるくると棒を回して生地が均等に火に当たるようにしたり、熾火の強いところに近づけてみたり、遠ざけてみたりと、様子を見ながらの作業です。参加者で焚き火を囲んでわいわい言いながら、次第に焼き上がっていくパンを眺めるのは心が躍ります(おい)。

できあがり。やんばい焼けたぜ。

 かくて炙ることしばらく。白くてもちもちだった生地は、焼き色が付いてふくらんで、気づけばすっかりおいしそうなパンになってました。一かけちぎって口に入れると、外はパリッと、中はふんわりほかほかで、見事な焼きたてパンです。これ焼くために焚き火やってもいいとおもいました(おい)。

いただきます。コーヒーと協賛のジャム屋さんのジャムも添えて。

 パン焼きは蕎麦打ちと並んで、中高年がのめり込む趣味だと言われてます。生地をこねたり伸ばしたり、火加減を見ながら仕上げたりという作業は、無心になれるものがあります。そこがいいのかもしれません。荒井もそのうち、小麦粉捏ね始めるんじゃあるまいな(おい)

*1:荒井はレーズンとチョコチップとスライスアーモンド混ぜました。欲張りだぜ。