万年筆のペン先を洗うには水を使います。インクの代わりに吸ったり吐いたりさせたり、またはペン先そのものを浸け置きしたりするのですが、その際小さなガラスコップがあると便利です。
それで先日お世話になっている先生からモンブランをもらい受けた際、その場でペン先を洗ってみようと先生にコップを貸してもらったのですが、これを使えと言って差し出されたのがバカラのタンブラーでした。そう、あの高いやつ。
高級グラスで万年筆なんて洗っていいのかとおもいつつ、水を張ってペン先を突っ込んでみてびっくり。非常に具合が良いのです。
口が広くてそこそこに大きく底も深めなので、ペン先を突っ込んでも余裕があり、洗うのがまず楽です。適度に重いので置いたときの安定感がありますし、薄いのに固いから取り回しに神経質になる必要もありません*1。
こいつはペン先を洗うために存在しているのか。そうおもえるほど好条件が揃っていたのでひとつ欲しくなったくらいですが、ペン先を洗うためだけに*2数千円を出費するのは馬鹿げているのでさすがにそれはおもいとどまりました(おい)。
ちなみにいつもは、ずいぶん前に買った、おつまみ用の小さなガラスボウルを使ってます。