何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

「スクエアバトル&コンストラクションセット」

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 またプログラムを一本打ち終わったのでご紹介。今回はちょっとかわったところで、ゲーム用のツールでございます。


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 84年頃のMマガに「スクエアバトル」というプログラムが掲載されたことがありました。包囲網をくぐり抜けながら魚雷を集め、敵を殲滅するというアクションゲームです。一番の特徴は自機が「桂馬飛び」*1で動くこと。ですから狙った場所に移動するために遠回りするとか「方違え」をするといったことが必要になります。こうしたパズル要素に加え、グリッドで構成されたマップ、即時的なゲーム進行等のため、遊んだ感覚はアクションというより、リアルタイムSLGといった趣があります。


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 さて、このたび入力した「コンストラクションセット」は、この「スクエアバトル」のマップを自分で作れるツールです。簡易的な作りであるため、マップエディターとしては必要最小限です。機能はマップエディターとデータの入出力のみ。出力したデータをゲーム本体と合成すると、オリジナルのマップで遊べるようになります。データは行番号付きのアスキーテキストファイルとして出力され、本体とはBASIC上からMERGE命令を使って合成します。テープでも動かせますが、そんなわけでディスク上で動かす方が断然扱いやすいです。


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 それでさっそく作った面で遊んでみました。ゲームは主にファンクションキーで操作するため、慣れないとあれよあれよという間にやられます。ジョイパッドでも遊べるようなキー設定にしてほしかったところですが、キー判定の都合なのか、当時はカーソル・スペース以外のキーで移動や攻撃等の操作をさせるゲームがけっこうあったものでした。
 BASICゆえの遅さといった問題はありますが、ルール自体はよく出来てるので、エディタとあわせてけっこう楽しめる作品です。

*1:厳密にはチェスのナイト