何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

「小国の交通」を買った

先日古本サイトを覗いていたら、前から欲しかった本が2冊ほど見つかったので、
来月車検でお金がないというのに購入してしまいました。
一冊はシャルル・ギョの「沈める都イスの町伝説」という本で読んで字のごとく。
フィーナさんでなくダユー姫が出てくる方ですな。


もう一冊が特に探していた本で、「小国の交通」というもの。
山形の小国町一帯の交通史を扱った大冊ですが、小国町のみならず、
置賜一円の交通史についても言及してまして、山形の交通史を知るなら
一冊持っていて損はないという内容です。
必要になるたび県立図書館まで借りに行くのもなんなので、
手元にあった方がよかろうと探していたのですが、
これまでなかなか見つからなかったというものでした。


小国町はその名のとおり、四方を山に囲まれた上、
縦横に走る渓谷によって陸地が分断され、まさに外から隔てられた
「小国」といった趣があるのですが、それだけにどこへ行くにも川を渡ったり
峠を上り下りせねばならず、ゆえに様々な街道が発達しています。
清酒小国の桜川のテレビCMはいつ撮ったんだ荒井でした。