何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

無題

NTTコミュニケーションズ(NTTコム)は4日、エフエム東京のラジオ番組と連動し、楽曲のイメージに合った香りの調合データをネットで配信するサービスを、10月2日に始めると発表した。 パソコンに接続した専用機器が、データをもとに6種類の香料を調合して香りを発生させ、リスナーは音楽と香りを同時に楽しめるという。 サービスは、毎週月〜金曜の午前に放送されるエフエム東京の番組「Tapestry」の中で毎月歌手を1人選び、曲に合った香りのデータを番組のサイトで公開する。 “香るラジオ”を楽しむためには、NTTコムがネットで販売する香り発生装置「アロマジュール」(香料とのセットで4万9900円)が必要。

五感を刺激する媒体というのは、技術畑にとって昔からの夢ではあるのでしょう。


技術的に価格的にも常に容易に実現できるようなった今でさえ、テレビ電話がさほど普及していないのは、
多くの利用者が電話に映像が付くことを望んでいかなかったから、という説があります。
電話は顔が見えないからこそ利用しやすいというわけです。
携帯電話のメール機能が普及したのは送信側にとっても受信側にとっても非常に都合がいいからです。


試みとしては非常に面白い「香るラジオ」なんですが、
どれだけの人がラジオやテレビに匂いが出ることを期待しているのかを考えると、
サテラビュー」のような末路が待っていそうな気もします。
パネポンサテラビューで知った荒井でした。