何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

土産

通信販売用カタログのカレーの広告で、具の素材について日本各地の「ご当地産」のように強調しながら、実は外国産の具を使っていたなどとして、公正取引委員会は13日、東証1部上場の総合カタログ通販大手の「ベルーナ」(埼玉県上尾市)と「セシール」(高松市)の2社に対し景品表示法違反(優良誤認)で排除命令を出した。



旅行代理店に置いてある海外旅行者向け土産品カタログでも
オーストラリアみやげのコアラのハンカチがポーランド製だったり、
なぜかどの国のみやげにもマカダミアナッツチョコレートが用意されてあったりと、
こういう話は食べ物に限ったことではないのかもしれません。


ご当地の味というと、牛肉だとか高級食材を思い起こしがちですが、
確かにそれはその土地でしか作れないものではあるのですが
荒井が全国を旅して廻った限り、そうしたものの多くは地元の人にとっても高嶺の花です。
むしろ、普段我々が何気なく食べているみそ汁だとか漬け物だとか、
そういうもののほうにこそ、身近なご当地の味があるように思われます。