何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

うるせぇエビフライぶつけんぞ

https://www.minato-yamaguchi.co.jp/minato/e-minato/articles/80769


 冷凍エビフライの市場が縮小しているというお話。
 たまに無性に恋しくなるのが荒井にとってのエビフライという食いものなんですが、一方手頃で旨いエビフライというのものはなかなか見つけづらいものなので*1、なかなか買ってまで食う、ということがありません。そういうことなんでしょうかねぇ(おい)。
 荒井的にエビカツはエビフライよりも、おかずとしてのプレミアム感が落ちますが、先日たいようパンで買い食いした海老カツサンドは食い応えもあって旨かったです。

*1:評判の洋食屋さんとかとんかつ屋さんだと、旨いエビフライも出しているもんですが、やはりそれなりにいいお値段がするのですよ。

日東ベストの牛丼もまだ5パック残ってる

 今期になってから、外で米を炊いて食ってないことに気付きました(おい)。外茶や外ラーメン等はちょいちょいやってるんですが、米はまだ炊いていなかったのです。
 いちばんの理由は去年買った外飯用の米が底をついて以来、まだ補充していなかったこと。というわけで昨日米も買ってきたので、近々久々に外飯をやろうとおもってるんですが、天気やら腕前やら果たして無事に炊けるのやら。

ボンビージャ買った

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 突然ですが、買ってしまいました。ボンビージャ。


 もっとも、いきなりボンビージャと言われても、日本人には何のことだか判らない人の方が多いでしょう。ボンビージャとは、南米で使われている喫茶用のストローです。主に金属製で、マテ茶を飲むときに使われます。気の置けない仲間が集まったら、コレを使ってマテ茶を回し飲みするのが習慣なんだとか。
 荒井はスペイン語を勉強している関係で、ボンビージャが南米の民具であることは知ってはいました。しかしなんでそんなものを買ったのかと言えば、荒井が度々お世話になっている外遊び道具店Decemberさんが、「外でお茶を飲むの便利!」と、先日より取り扱いを始めまして、手頃な上に荒井もけっこう外茶をやるだけに、これはよさそうだと食いついたのでありました。


 ただのストローだろうとばかりおもっていましたが、そうではありません。先に小さな茶漉しが付いているのがボンビージャのミソです。茶漉しの付いた方をカップに入れれば、飲みながら茶葉が濾せるという仕組み。*1。つまり急須なしで茶を淹れて飲めるのが特徴です。
 急須はその大きさゆえザックの容量を逼迫するため、なかなか気軽に山に持ち出せません。それがカップと茶葉だけで済んでしまう! これさえあれば高い山の上でも、気軽に茶葉で淹れる茶が楽しめるというわけですよ。


 マテ茶用に作られた道具ではあるのですが、Decemberのご主人曰く、マテ茶以外でも使えるとのこと。それでさっそく荒井が外で飲んでいる緑茶で試してみたところ、首尾は上々。湯で淹れるのはもちろん、水出し茶で使ってみるとか、別の茶葉で試してみるとか、いっそマテ茶を淹れてみるとか、外茶の楽しみ方が広がりそうです。

*1:マテ茶は茶椀にけっこう大量に茶葉を詰め込んだ上に湯を注いで淹れるそうなので、こういう飲み方をするのだとおもわれます

キャッチ・アンド・イート

 「釣った魚に餌をやらない」という慣用句があります。自分のものにするまではねんごろにもてなすのに、一度手に落ちたらつれもないということを表しますが、よくよくかんがえれば、釣った魚は食うためにすぐ締めるか、それとも即リリースするかですから、釣ったら餌をやる理由がないし暇もないんですよな(おい)。
 「飼うつもりで捕まえた魚に餌をやらない」のなら問題ですけど。

しゃくやく祭りに行ってきた

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 話はおとといの続き。それで長井で三淵渓谷を見物した後、久々にたいようパンが食いたくなって置賜東部林道で宮内経由で高畠の直売所に向かい、無事パンにありついたその帰り、しゃくやく祭りを見物してきました。


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 しゃくやく祭りは南陽と上山の境、元中山にある諏訪神社で今の時期に開かれている催しです。こんな祭りをやっているよということは、地元テレビ局の情報番組でなんとなく目にしていたのですが、たまたま帰り道、国道13号線沿いに「しゃくやく祭り」ののぼり旗が立ち並んでいるのを発見し、ついでに寄ってみようかと突撃したわけであります。ちなみに見物の際は、維持管理費の名目できっちり入場料を取りやがります(おい)。1回500円也。
 さておき、諏訪神社は岩部山トンネル北坑口近く、中山中学校があったあたりから県道238号・中川停車場線を少し入ったところにあります。
 その神社の周りに芍薬苑がありまして、見頃を迎える今の時期、催しを開いているというわけです。村木沢のあじさい祭りみたいなもんですかね。
 週末に合わせ、境内にはおみやげやかき氷などを売る露店が店開きします。地元の果樹園さんが売っている手作りラムレーズンアイスが旨かったぜ。


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 さすが入場料を取るだけあって(おい)、芍薬は見事なものでした。境内や芍薬苑には数十種類の芍薬が多数植えられ、日本屈指の規模だとか。もう散っているものあり、盛りのものもあり、まだつぼみのものやこれからの等々、品種によって開花時期が異なるので、長く楽しめるという趣向のようです。
 「座れば牡丹」の文句で芍薬の名前こそ知ってはいましたが、実はどんな花なのか、おもえばとっくり現物を見たことがありません。目にする芍薬はフリルを幾重にも重ねたような絢爛な姿で、花と言われて頭におもい浮かぶような、いかにも花!という花でした(おい)。芍薬の姿ならば、さぞ豪勢な美女なのでしょう。
 県道238号線は国道13号線と小滝街道を往来する際に便利なもんで、これまで何度も通っているのですが、神社があるなんてことは全く気づきもしませんでした。地元であっても、まだまだ知らないことは多いものです。


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FM3Aは持って行った

 天気が良かったので、翁山に行ってきました。翁山は尾花沢と最上町・宮城県の境にある山で、別名「翁峠」。それだけにずっと前から気になって登りたいとおもっていた山なんですが、ようやく機会を作って登ってきたのでありました。
 登りやすいにもかかわらず、ブナの美林、おいしい湧き水、360度の大展望、爽快で楽しい尾根歩きと、奥羽山脈分水嶺の魅力が凝縮されたような山で、非常に愉快に登ってきたのでありますが、デジカメを忘れてしまい、すぐにアップロードできる画像がないので今日のネタはこのへんでおわります(おい)。

また三淵渓谷に行ってきた

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 去年の秋、タダ券で見てきたのがことのほかよかったので、また長井の三淵渓谷に行ってきました。
 春はダム湖の水かさが増してもっと奥まで行ける上、新緑がきれいなのでオススメですよと前回船頭さんに教えてもらいまして、だったらまた来なければなと、本来は先月行くつもりだったのですが、予約していた日が運悪く大雨で運休となり、改めて6月頭に予約を入れ直してまたのこのこ行ってきたという次第です。予約の電話を入れたとき、受付のお姉さんに「以前にもご利用されたことがありましたか?」と言われたので、どうやら覚えられてしまったぜ(汗)*1


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 搭乗したのは11時20分発の第2便。今回のお目当ては増水したながい百秋湖と新緑です。天気には非常に恵まれ、絶好の遊覧日和となりました。気温は暑くもなく寒くもなく快適なことこの上なし。水面は凪いで穏やかそのもの。湖上には時折爽やかな風が吹き渡ります。春から初夏に移り、深緑へと変わりつつある名残の新緑が鮮やかに空の青に映えていました。


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 一番の見どころである渓谷は、初夏の晴天と水位のため、秋とは趣を相当に変えています。陽気のせいか昼なお暗い断崖さえ清々しく、湖面は鏡のごとく空と木々の緑を映し出し、その美しさに息を呑みます。前回ボートの行く手を阻んだ岩も、今はすっかり水没し、さらに奥まで行けるようになっていました。ここまで来れば水は澄みきり、泳ぐ「ザッコ」*2の姿が手に取るように見えます。


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 竜神さまもこの好天に一休みしていたのかもしれません。断崖を抜けたところでUターンし、ボート乗り場に戻って今回の遊覧も無事終了です。
 しばらくして気温が上がりだすとアブ等の虫が出てくるようになるそうで、春が夏へと変わる今は気候的に絶好の時期なのだとか。秋とはまた違った風景を堪能し、大満足の船旅でした。このボートツーリング、山形に来るなら一見の価値大いにアリ!です。

*1:基本予約制なので、確実に乗りたかったら早めに予約を入れましょう。運行日程は公式サイトの運行スケジュールをご参考に。

*2:雑魚、小魚のことです。なんでも百秋湖は水温のせいか、あまり魚が大きくならないんだとか。