何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

また三淵渓谷に行ってきた

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 去年の秋、タダ券で見てきたのがことのほかよかったので、また長井の三淵渓谷に行ってきました。
 春はダム湖の水かさが増してもっと奥まで行ける上、新緑がきれいなのでオススメですよと前回船頭さんに教えてもらいまして、だったらまた来なければなと、本来は先月行くつもりだったのですが、予約していた日が運悪く大雨で運休となり、改めて6月頭に予約を入れ直してまたのこのこ行ってきたという次第です。予約の電話を入れたとき、受付のお姉さんに「以前にもご利用されたことがありましたか?」と言われたので、どうやら覚えられてしまったぜ(汗)*1


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 搭乗したのは11時20分発の第2便。今回のお目当ては増水したながい百秋湖と新緑です。天気には非常に恵まれ、絶好の遊覧日和となりました。気温は暑くもなく寒くもなく快適なことこの上なし。水面は凪いで穏やかそのもの。湖上には時折爽やかな風が吹き渡ります。春から初夏に移り、深緑へと変わりつつある名残の新緑が鮮やかに空の青に映えていました。


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 一番の見どころである渓谷は、初夏の晴天と水位のため、秋とは趣を相当に変えています。陽気のせいか昼なお暗い断崖さえ清々しく、湖面は鏡のごとく空と木々の緑を映し出し、その美しさに息を呑みます。前回ボートの行く手を阻んだ岩も、今はすっかり水没し、さらに奥まで行けるようになっていました。ここまで来れば水は澄みきり、泳ぐ「ザッコ」*2の姿が手に取るように見えます。


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 竜神さまもこの好天に一休みしていたのかもしれません。断崖を抜けたところでUターンし、ボート乗り場に戻って今回の遊覧も無事終了です。
 しばらくして気温が上がりだすとアブ等の虫が出てくるようになるそうで、春が夏へと変わる今は気候的に絶好の時期なのだとか。秋とはまた違った風景を堪能し、大満足の船旅でした。このボートツーリング、山形に来るなら一見の価値大いにアリ!です。

*1:基本予約制なので、確実に乗りたかったら早めに予約を入れましょう。運行日程は公式サイトの運行スケジュールをご参考に。

*2:雑魚、小魚のことです。なんでも百秋湖は水温のせいか、あまり魚が大きくならないんだとか。