何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

バブルスの消息が気になる

 「朝三暮四」という故事成語があります。猿飼いが木の実を朝に3つ夕方に4つやるぞと飼い猿に言ったら怒ったので、ならば朝4つ夕方3つにしようと言ったら喜んだという故事にちなんだもので、目先の変化にとらわれ何も変わっていないことに気付かない蒙昧さを戒める言葉として使われます。
 しかしふとおもいました。同じく1日7個支給される木の実でも、朝に4つが欲しいということもあるのではないかと。朝にたくさん食べた方が調子がいいとかもろもろの理由で、分配量を任意に決めたい場合は多々あります。総量は変わっていなくても、その分け方が意味を持つことがあるのですから、そうかんがえると「朝三暮四」は一概に蒙昧さを戒められないのでないかとふとおもったのでありました。