何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

腰掛庵のかき氷を喰ってきた

f:id:fukenko:20170818100120j:plain


 こないだ、永らく気になっていた腰掛庵さんのかき氷を喰ってきました。腰掛庵さんは天童にある和風カフェでして、夏限定のかき氷の評判は聞き及んでいたのですが、なにぶん大人気で数時間待ちはあたりまえで朝の6時から並ぶ奴までいたという噂に尻込みして、なかなか喰いに行かなかったのでした。
 その人気ぶりにあまりに多くの人がやってくるので近所迷惑になるからと店舗での提供をあきらめ、去年からは天童の山形県総合運動公園内で店開きしています。その甲斐あってか以前のように6時から並ぶ必要はなく、8時頃からでも「シャッター長」が取れるというので、そんならと行ってきた次第です*1


 喰ってきたのは一番人気の木いちごすぐりみるく。お店の方の説明によれば、要はラズベリーとカシスで、ミルクがないと酸っぱすぎるのだそうです(おい)。
 匙を入れて衝撃を受けるのは、ソース以上に氷のうまさ。他では見られないほどきめが細かく、赤塚製氷さんの「弘氷」の細かさとも異なる削り方で、粉雪を食べているようなあんばい。「うまいかき氷はまず氷がうまい」というのは荒井の持論ですが、それだけにシンプルに白蜜で喰ってみたくなりました。


 ちなみに氷があまりにふわふわなので、非常に崩れやすいです。実際荒井もテーブルに載せたとたんいきなり山体崩壊を起こし、4分の1ほどぶちまけました(泣)。
 行列必至だったりセルフだったりこってり目のトッピングが崩れそうなほど山盛りだったりと...これはかき氷界の「ラーメン二郎」です。


f:id:fukenko:20170822100734j:plain


 ...で、結局気になって、白蜜かき氷喰ってきました。見た目は真っ白。上にはミントの葉っぱが載ってるだけ。しかし口の中でふわりと溶けてさらりとなくなるのは掻いた氷というよりも、まるで氷の綿菓子。案の定木いちごすぐりみるく以上に氷のうまさが際立ち、シンプルながら、口飽きもせずたいらげてしまいました。個人的にはかなり気に入りましたかね。


 ついでに今期のかき氷販売は8月いっぱいとのことです。来月になったら久々に弘氷さんにも行ってみたいですなぁ。

*1:それでも荒井が行ったときはすでに一人いたけどなw