何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

見えないところに目を向ける

今回の事故について、JR関係者は「落雷などで機器が故障しても、日本の新幹線では追突が起きることは原理的にあり得ない」と話す。
 日本の新幹線は車両の位置関係を常に把握し、距離が詰まると自動で減速、停車するATC(自動列車制御装置)を導入。ATCに異常が生じても、その時点で新幹線の運行が止まるようになっている。運転指令で各列車の運行を集中監視、制御しており、多重的に衝突を防ぐ仕組みだ。
 中国の高速鉄道網でも、数キロの区間ごとに1本の列車しか走れないようになっている。複数の列車が同一区間に入りそうになると、後続車両に警告、最悪の場合は自動停車する仕組みだが、何らかの原因で追突を防げなかった。
 中国は1990年代、高速鉄道の自主開発に取り組んでいたが、実用化に至らず、外国からの技術導入に方針転換した。ただ、車両、運行管理や信号システムなどの技術をバラバラの国から導入して組み合わせており、この面からも安全性の問題が懸念されていた。

まずは亡くなられた方々に哀悼の意を。


新幹線が速くてカッコイイのは、徹底した安全管理体制の裏付けがあってこそ。
安全確保のために日夜膨大な手間と時間が割かれているわけですが、
日本の新幹線を参考にするのなら、
そここそを学ばなければならなかったのだと思うのです。