西川町月山沢の国道112号(月山道路)で27日、大規模な雪崩が発生し、全面通行止め規制が続いている問題で、国土交通省山形河川国道事務所(前内永敏所長)は1日、新たな全層雪崩の可能性が高いとして、2日も規制を継続すると発表した。今後の見通しについては「はっきりとは言えない」とし、当面は対策工事を急ぐ考えだ。 同事務所によると、現場の状況は別図の通り。新たな雪崩が懸念されるのは、27日の雪崩発生場所(a)の上部(d)で、同事務所が28日に行った調査では、dの雪庇(せっぴ)が大きく斜面に張り出しており、一部で亀裂も確認された。新たに雪崩が発生する可能性は高く、さらにその両側(b、c)の雪も崩れ落ちる危険性があると評価された。また、山形自動車道側の斜面にも亀裂が多数発見され、傾斜から考えて崩落の可能性があるという。
今でこそ雪かきは雪国で暮らすためには欠かせない作業となってますが、
その昔、こんなことを聞いて、なるほどなと思ったものでした。
「自動車が普及する以前、除雪は必要なかった。
なぜなら車を通す必要がないので、路面を平らにならす必要がなかったから。」
まぁ、便利さにはそれなりの代償がつきまとうのだということで。