何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

芭蕉は最も有名な参拝者

俳人・松尾芭蕉の句「閑(しずか)さや 岩にしみ入る 蝉(せみ)の声」の舞台として知られる山形市の山寺が、断崖(だんがい)絶壁の上に建てられた観光名所「五大堂」への落書きに頭を悩ませている。 壁や柱の落書きを消そうとすると、築約300年の建物自体を傷めてしまいかねず、手が出せない状態。紅葉シーズンを迎え、大勢の観光客が訪れる中、寺側は神経をとがらせている。 五大堂は、1714年(正徳4年)に再建されて以来、修復や補強工事を重ねながら、当時の姿をとどめてきた。絶壁からせり出すように立つお堂からの眺めは絶景で、山寺の中で一番の人気スポットとなっている。 しかし、柱や壁には、サインペンなどで名前や願い事、イラストなどが至る所に書き込まれ、彫刻刀で彫ったような悪質なものもある。落書きは20〜30年前から目立つようになり、今ではすき間もないほどになっている。

芭蕉よりもむしろ、泣くなら開山の功労者である慈覚大師や
磐司磐三郎兄弟だろうと思いますが、さすがにマイナーだったようで。
落書きは恥を残すものと認識している荒井でした。